EFSAのレビュー、アスパルテームの安全性を実証

Newspapers2013年12月11日

アトランタ(2013年12月10日) - 欧州食品安全機関(EFSA)は本日、アスパルテームに関する最終意見書を発表し、科学者や医療専門家が長年信じてきたアスパルテームの安全性を再確認しました。カロリーコントロールカウンシル*としては、この事実を歓迎しています。

EFSAはアスパルテームとその代謝物質に関する研究を包括的に再検証した結果、欧州連合で承認されているアスパルテームに対する過去の安全性評価を見直すべき理由は存在しないと結論付けました。EFSAの食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)の議長を務めるアリツィア・モーテンセン博士は、「この意見書は、アスパルテームについてこれまでに実施された最も包括的なリスク評価の1つといえる」と述べています。

低カロリー甘味料として人気の高いアスパルテームは、市販されている食品成分の中で最も徹底的に研究されたものの1つです。30年以上の期間にわたり200余の研究を通じて検証が行われた結果、一貫してアスパルテームの安全性が実証されています。EFSAが再検証の対象とした研究は、実験動物と人間(乳児・小児・健康な成人、授乳中の女性、糖尿病患者、肥満者、希少な遺伝病フェニルケトン尿症(PKU)の患者)を対象に行われました。アスパルテームについての再検証はこのEFSAのほかにも、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)の食品添加物合同専門家会議(JECFA)、欧州連合の食品に関する科学委員会(SCF)、米国を含む100以上の国々の規制当局などによって実施されており、いずれも使用の安全性が確認されています。

EFSAは2007年の意見書と同様に、アスパルテームに関する500以上の研究について大規模な安全性評価を行い、アスパルテームの使用は安全であるとの結論を下しました。この分析結果を中心になってまとめたベルナ・マグナソン博士は、「徹底的に研究されたアスパルテームは安全な甘味料であり、多くの食品でカロリー含有量を抑える効果がある、というのがこの専門家委員会の結論です」と述べています。

EFSAについて詳しい情報をお知りになりたい方は、「アスパルテームの詳細なリスク評価を終えたEFSA、目下の暴露レベルでは安全と結論付ける(EFSA completes full risk assessment on aspartame and concludes it is safe at current levels of exposure)」をご覧ください。EFSAの最終意見書の閲覧を希望される方は、「食品添加物としてのアスパルテーム(E951)再評価に関する科学的見解(Scientific Opinion on the re-evaluation of aspartame (E 951) as a food additive)」をご覧ください。

*カロリーコントロールカウンシル(「カウンシル」)は、低カロリー食品および飲料を製造するメーカーで構成された国際協会です。